【続・先生もビックリ!?】上手な読書感想文の書き方
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大好評だった前回、読書感想文の全体的流れについて書きました。
まだ読んでいない人はぜひ読んでくださいね。
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今回は、読書感想文に関する、よくある質問に答えていきましょう。
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①Q 読書感想文、書き出しはどうすれば良いの?
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A
まず、1番平凡で興味を引かない書き出しは
「私は読書感想文に〇〇という本を選びました。私がこの本を選んだ理由は、、、」
というやつ。
もうここまでで読みたくなくなるような書き出しですよね、、、。
方法1 元の本の書き出しや印象的なシーンのセリフをパクる。
本の書き出しが印象的な場合、そのままパクってしまいましょう。
本の書き出しというのは本当によく練られているので、自分でごちゃごちゃ考えるよりは良かったりします。
例えば
「
『吾輩は猫である。名前はまだない。』誰もが一度は聞いたことがある有名な書き出しだが、恥ずかしいことに私は、この続きを知らなかった。せっかくの夏休み、時間もあるのだからと、この分厚い文庫本を手に取り、読むことにした。
」
とか
「
『春が二階から落ちてきた』洒落た文学的表現かと思いきや、弟の「春」がバットを持って二階から落ちてくる。そんなシーンから話が始まる。
」
書いていることは、本を選んだ理由とか、あらすじの書き出しなのだけど、これだけで多少は続きを読んでみたいと思うんじゃないでしょうか?
本の書き出しのインパクトってのはすごいですよね。
方法2 本を読んだ感想から始める。
「え?」と思ったかもしれないけど、一言感想から始めるのはひとつありだと思います。
「
なんて緻密な本なんだろう。そこらじゅう伏線だらけじゃないか。
というのがこの本を読みきったときの最初の感想だった。
」
みたいな感じですね。
Q あらすじはどれくらい書いたら良いの?
A 短い方が望ましいです。
どうしても、感想を書くときに、本の世界観、ストーリーに触れないといけないと思います。
でないと、この本を読んだことの無い人にはなんの話か伝わらないですよね?
ただ、話の最初っから終わりまで、全部書いてたら、ただのネタバレみたいになっちゃいます。
参考にすべきは
「映画の宣伝」
あれくらいの長さで、先が気になるような「世界観説明」があると良いですね。
「ホグワーツ魔法魔術学校への入学を許可します」。幼い頃に両親を亡くし孤独な日々を送っていた、ハリー・ポッターのもとに驚くべき手紙が届く。ハリーの両親は名高い魔法使いで、彼もその血を受け継いでいたのだ。魔法魔術学校での新たな生活に心躍らせるハリー。しかし巨大な怪物トロールの出現をきっかけに、不気味な事件が起こりはじめる。事件の核心に迫ったハリーを待ち受けていたのは、両親の死にも関わる宿命の対決だった…。
もうこれだけで惹きつけるものがありますよね?