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【先生もビックリ!?】 上手な読書感想文の書き方

夏休みの宿題

作文って書くのめんどくさいですよね.

 

 


そんなあなたのために、作文、特に読書感想文の書き方を伝授しちゃいます。

 


まず大前提として、作文を書くとき、原稿用紙に直接書き始めるのはやめましょう。
後になって

「字数がたりないー。どうしようー。」
ってなったときに、最初の3行目に文字を足したくなったらどうしますか?
全部書き直しですよ?

 


更におすすめはパソコンで書くこと。
スマホでも悪くはないですが、タイピングの練習も兼ねてパソコンで書くと、最後に清書するときも大きなディスプレイで見られるので良いかと思います。


大学なんかだと、パソコンで書いて印刷して提出することも多くありますしね。

 


さて、読書感想文に限らず、作文の書き方ですが

まず、結論を決めましょう。
オチから決めるのが一番書きやすいし、話が一貫したものになって読みやすくなります。

何らかの意見表明の場合は、オチを一番最初に書いて、そこから話を始めると、文学的面白みは無いかもしれませんが、非常に読みやすい文になります。

読書感想文とかだと、最後にオチが来ることが多いですかね。

 

 


読書感想文だと、オチは
「ぜひこの本を読んで見てください」

みたいなチンケな物になりがちですが、これだとなかな作文は進まないでしょう。

オチはできるだけ具体的に、メッセージ性の高いものが良いでしょう。

 


本はそれぞれ何らかのメッセージを含んでいるものですから、それを捉まえて

例えば
「『先生』が苦しんだのは、自分を含め、人間を誰も信じることができなかったから。私は、人を信じられる、そして、人に信じられる人になりたい。」

とか

「ハリーは勇敢に戦った。けれども、私は勇敢にも、友のために、友に立ち向かったネビルのような誠実な人になりたい。」

とか

そういうオチにしてあげれば、自ずと何を書くべきか決まってくるはずです。

 

 


まずは本の世界観やあらすじの紹介は必要ですから、これはサクッと書いてしまいましょう。

ここである程度字数を取っておくと、全体的に必要な字数は増えますが、その分作文としてのレベルはオチてしまいます。

高評価を狙うならできるだけ簡潔に、でも世界観が伝わるような描写を心掛け、評価を気にしないならここで多めに字数を稼いでおきましょう。

 


次に、オチに繋がる、一番重要なストーリーです。

まるで貴方自身が小説を書くかのごとく、読み手が食い入って見てしまうような描写を心掛けましょう。

ただ淡々と事実紹介みたいになってしまうと面白く無いですよね?
本のネタバレになりそうな場合は、あえて全てを語らないのも、読み手をぐっと引き付ける演出になります。

 


ここでオチにつなげても良いです。

ですが、少し話変わって自分自身の話、とか、ちょっとただの本紹介から離れた話があるとベストですね。

私はこんな失敗をしたのに、この時の主人公はこうだったからすごい。
とか
そういう話ですね。

ここは力をぬいて、のんびり書きたいところです。

作文の全体が全て力んだ文章だと、読みても疲れてしまいます。
ちょっとワンクッション入れてみたよっていうのがあると、文章としての深みが生まれますね。


夏目漱石の本なんかでも、少し真面目な雰囲気だったところで、登場人物が突然放屁したり、立ち小便したり、なんとなくそういうクッションが入っているように思います。(個人的な感想ですが)

 

 


そしてオチです。

自分の目標や、皆に気をつけてほしいこと、世の中がどういう風に変わって欲しいか、そういうことを書いてみましょう。


それを達成したときにどんな明るい未来が見えるのか
(逆に達成できなかったらどんな暗い未来が待っているのか)
みたいな話も盛り込んでもいいですね。

 

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まぁ、こんな感じで感想文を書いてみると良いと思います。

後半のオチを書いていると
「このストーリーの話も入れたほうが良いかな?」
って思うことがあるので、オチを書いてから前半を書き直して置くとなお一貫性がでて、良いんじゃないかと思います。

これができるのがパソコンメリットですね。
字数を数えてくれるのもありがたいですよね。


しかも前半に伏線をはることになるので、文学的面白みも増すんじゃないかと思います。

 

夏休みの宿題
最大の関門

読書感想文

これを、誰よりも早く攻略してしまいましょう。